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【特報】SCool Out! 2006 ―Make A History― 開催について

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 SCool Out!  2006 ―Make A History― 開催について 20 2 2 年 4 月、全国の高校で歴史総合がスタートし、「歴史を学ぶ」から「歴史で学ぶ」方向へ舵が切られました。新 しい歴史の学びは私たちにどんな変化をもたらしたのでしょうか?歴史を学んだ人々が、主体的な探究者 • 表現者 • 発信 者となっていく変化を実感し、確認し合う場が必要です。そのような場を設けるべく高大連携 歴史教育研究会 第 1 2 回大 会 • 特別部会 パネルとして「 SCool   Out   ! 」を企画しました。 「 SCool Out ! 」は、生徒、市民、教員、研究者が教室や学界を飛び出(スクールアウト)し、垣根を超えて発表し、 学びのアイデアを共有したり、表現したりする場です。今年度のテーマは「 Make A History 」。プレゼンの内容は自由です。時代も地域も問いません。まだ形になっていないアイデア、これから深めていきたい問いでも大丈夫。一緒にアイデアを大きく発展させましょう。イベントでは、歴史に関わりをもつ様々な分野のエキスパートが独自の視点から皆さんの発表にコメントします。 【日時 • 会場】   ※ 変更があれば本ブログなどでお知らせします。 2026 年 8 月 2 日 (日) 9: 30 〜 11:30 (予定 ) 日本大学 文理学部キャンパス( 東京都世田谷区桜上水 3-25- 40 ) 【プレゼンについて】 持ち時間は1チーム 10 分、各チームの人数は 1 ~ 3 人程度です。表現方式は自由です。プレゼン • トーク、漫才、寸劇、仮装、公序良俗を守れば何でも OK です。 • プレゼン系 … 技術や衣食住文化の伝播、〇〇からみた世界史、歴史的事物の再現実験の報告など。 • パフォーマンス系 … 歴史的な装いの復元、歴史的事物の再現、寸劇、歌や演奏など。 • エキシビション系 … 自作歴史コンテンツ、アート作品、自作歴史ボードゲームなどの展示 • 解説 【応募資格】 ※ 以下の条件をすべて満たしていることをご確認ください。 • 中学1年生以上の方 ※ 未成年の場合は、参加について保護者の同意を得てください。 ※...

優秀賞SCool Out! ―BTN (バウンドする伝播のネットワーク)の視点からのコンテンツ発表、アイデア共有、表現の場―

  高大連携歴史教育研究会第 11 回大会・公募パネル ①   SCool Out! —― BTN (バウンドする伝播のネットワーク)の視点からのコンテンツ発表、アイデア共有、表現の場 —―   優秀賞受賞者(敬称略・ 50 音順)   具志百夏・山縣沙瑛・田中優衣 (関西大学高等部) キリスト教の死生観について ―― 宗教は死をどう「希望」や「救い」に変えるのか ―― 【ポスター、フリップ、衣装の工夫】 コメント:キリスト教の死生観についての詳細な分析を、奇抜な演出によって芸術に昇華し、場の空気を一瞬で支配する完成度の高いパフォーマンスでした。   芝優太 (学習院大学文学部史学科) 真・解釈長沼事件 ―― 荒海村の古文書にみる問題解決へのアプローチ ―― 【ポスター、レジュメ】 コメント:ローカルな歴史的事件について長期的・複眼的な分析を加え、従来のマスターナラティヴを問い直すという学術的かつ質の高い内容でした。   杉原佑佳 (関西大学高等部) 文明を擬人化してみた ―― 世界四大文明に注目して ―― 【ポスター、フリップ、展示】 コメント:ポップカルチャー的なテーマ設定のもと、考古学や服飾史の成果も活用しつつ、不明な部分を想像力で補いながら独自の世界観を創り上げるものでした。   洲脇聖哉 (國立臺灣大學法學碩士・米国公認会計士) アメリカと中国が戦争を起こす可能性の探究 ―― 世界史を統計する観点から ―― 【ポスター、フリップ】 / コメント:米中の覇権をめぐる戦争は必然なのか、データサイエンスと融合した国際政治学の視点から世界史を考察することの面白さを示すプレゼンでした。参照した米国の政治学者の研究は歴史的な分析、中国・東アジアの状況分析の点で批判の余地があり、さらに改良発展させることができそうです。   高嶺英翔・土居時芽・高木敦仁 (関西大学高等部) 渡来人の苗字と姓について【ポスター】 コメント:日本史の専門家が立てるような問いに、協力して取り組んだもので、来場したそうそうたる専門家たちを前に堂々とプレゼンし、うならせました。     寺田羽吟・稲葉美音 ...

審査員特別賞SCool Out! ―BTN (バウンドする伝播のネットワーク)の視点からのコンテンツ発表、アイデア共有、表現の場―

  高大連携歴史教育研究会第 11 回大会・公募パネル ①   SCool Out! —― BTN (バウンドする伝播のネットワーク)の視点からのコンテンツ発表、アイデア共有、表現の場 —―   審査員特別賞受賞者(敬称略・ 50 音順)   上野友誠・保坂祐史朗・上野文六 (東京大学教育学部附属中等教育学校 《栗原麻子賞》 オリエント統一を目指せ! —― 四国分立時代シミュレーションゲーム ―― 【ゲーム展示】 コメント:領土獲得を軸としながら、政治・軍事・文化・宗教といった幅広い要素が取り入れられている点に注目しました。歴史に親しむための素材としてのボードゲームの魅力が、十分に発揮されていたと思います。   小川航平 (神戸大学附属中等教育学校) 《向正樹賞》 山崎の戦い敗北の原因と孫子の兵法書の関連【ポスター】 コメント:一つの問いに対し日本史・東洋史を自由に越境しながら地形の分析も用いて探究を進めていくプレゼンで、知識に裏打ちされた独自の考察が光りました。   改發真依 (同志社女子高校) 《小浜正子賞》 恐ろしい「美」 ← ? →   私の「かわいい」【ポスター、フリップ】   コメント:「きれいでいたい」という願望が社会的にどのような展開を見せて「恐ろしさ」につながっているのかを、古今東西の例を挙げて現在につなげて考察しました。ものすごくたくさんの参考資料を渉猟していますが、けっしてトリビアに陥らず、<自分ごと>である「かわいい」を考えるよすがとしているのがよかったです。   小林慧 (神戸大学附属中等教育学校) 《石川照子賞》 制作した歴史系漫画作品に関する発表【漫画展示】 コメント:歴史と自分の向き合い方の多様さを実感させられた研究発表でした。歴史研究の成果を ART で表現するという方法はとても斬新で,オリジナリティにあふれた研究になっていたと思います。アートベース・リサーチ( ABR )の歴史研究での可能性を感じることができました。   長野泰久 (神戸大学附属中等教育学校) 《大西信行賞》 いけばな技術伝承過程の確認と燃焼法の効果の実証【フリップ】 コメント:伝統文化の継承と化...

SCool Out! 受賞者

  SCool Out! 受賞者   企画名:高大連携歴史教育研究会第 11 回大会・公募パネル ①「 SCool Out! ――BTN ( バウンドする伝播のネットワーク ) の視点からのコンテンツ発表、アイデア共有、表現の場」 企画者:向正樹(同志社大学)、矢景裕子(神戸大学附属中等教育学校)、矢部正明(関西大学中等部・高等部) 日 時: 2025 年 8 月 24 日(日) 9 : 00 ~ 11 : 30   会 場:神戸学院大学ポートアイランドキャンパス D 号館コミュニケーションモールおよび D102 教室 趣 旨: SCool Out! は、生徒、市民、教員、研究者が教室や学界を飛び出(スクール・アウト)し、垣根を超えて歴史の学びのアイデアを表現し共有する、新しい形のパブリック・ヒストリーの企画です。テーマは、「伝播・つながり・刷新」、求められるのは、歴史を通じて普遍的な洞察を提示しようとする姿勢です。中高生、市民、社会人からなる京阪神・東京・札幌から集まったプレゼンターたちがポスター、フリップ、ゲーム展示、ディスカッション、ワークショップなど思い思いに工夫してプレゼンを行いました。プレゼン終了後、「 SCool Out ! セッション」(ディスカッション)を行い、最後に、コメンテーターの代表者による講評とすぐれたプレゼンに対する表彰を行いました。 優秀賞( PDF )  審査員特別賞( PDF ) 審査員(順不同、敬称略): 向正樹   (同志社大学、東洋史、企画代表責任者) 後藤敦史   (京都橘大学、日本史) 岡安直行   (帝国書院、教科書・資料集編集) 大西信行   (中央大学、日本史) 菅原由美   (大阪大学、東南アジア史) 小浜正子   (日本大学、中国史・ジェンダー史) 石川照子   (三重大学、社会科教育学) 栗原麻子   (大阪大学、西洋史) また、コメント作成にあたって、次の先生方に特別にご協力を頂きました。心より 感謝申し上げます。 秋田茂(大阪大学栄誉教授、グローバルヒストリー) 佐藤雄基(立教大学教授、日本史)